DAHON Route(2013)を徹底チェック! ハンドルポスト&ハンドル編



ぽんたでございます。DAHON ROUTE(2013)を徹底チェック! 今回はハンドルポスト&ハンドル編です。

まずは各々の重量を。
ハンドルバー 235g
グリップ(ペア) 109g
ハンドルポスト上部 261g
ハンドルポスト下部 519g
ヘッドセットネジ 49g (画像にありませんが)
このようになっております。



ハンドルポスト上部(インナーポスト)です。径は28.6mm。回り止め兼ガイドの溝が付いています。ここはどうも長すぎるというのがダホン乗りに共通の印象のようです。下をカットすることで低くしている人が多いみたいですね。

ただしその場合でも、切りすぎには要注意です。折りたたみの際、ハンドルがホイール周辺と干渉しないようにハンドルポストを伸ばしてからたたむ必要がありますが、短く切りすぎると十分な長さを確保できなくなる恐れがあります。

そのほかこの部分のカスタマイズとしては、ポスト上部をアヘッドステム用のポストに差し替えるというものがあります。純正部品ではなく、サードパーティーが勝手に作っているパーツです。アヘッドステムを取り付け可能にすることでポジションの選択肢が増えますが、反面、折りたたみには支障が出ます。



ハンドルポスト下部です。ずっしりとした重みがあります。力のかかる部分なので肉厚な造りで強度重視のようです。ここはいじる余地がほとんど無い感じですね。ボルトをチタンにするといったカスタムも見かけますが、この部分は初期構成のまま調整とメンテナンスが主になりそうです。



整備指示書の当該項目です。白い樹脂パーツの隣にあるナットを回してヒンジの固定力を調整します。このナットがくせもので、緩んできてはガタを生むトラブルの発生源となっているようです。

ここが最新型のRADIUS Vならよかったんですが、何か不都合でもあったのか、上位モデルまで含めて、すべてこの旧型に戻ってしまいました。(2013年モデル)



最後にハンドルバーとグリップ。バーはPROMAX製でした。径25.4mm、幅560mm。スイープ6度と刻まれていました。とくに可もなく不可もない普通のハンドルバーです。梨地仕上げは好みの分かれるところですが、ハンドルポストとの統一感もあるので、このまま使い続けるのも良いと思います。

幅は好みでカット可能ですが、こちらも折りたたみ時の干渉の問題があります。カット後の幅には注意が必要です。中央の黒いゴムパーツは、クイックレバーをリリースした際にハンドルがセンターからズレないようにするためのストッパーです。

グリップもいたって普通のグリップ。衝撃吸収性は低いですが、握った際の吸い付きは悪くない印象です。ここは自由に交換できる部分ですね。

ハンドルとの接触面にはゴム系の回り止め剤のようなものが塗られているので、抜き取る作業はけっこう骨が折れます。再利用しないなら切ってしまってもいいかもしれません。

以上、DAHON ROUTE(2013)を徹底チェック! ハンドルポスト&ハンドル編でした。

12 件のコメント :

  1. ハンドルポスト上部だけ買いたいのですがどうしたら買えますか

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    1. 匿名さんこんにちは!
      標準のものではなくアヘッドステム取付タイプのことでしたら、
      輸入代行経由で台湾・中国から購入するか、
      ヤフオクなどで出品されるのを待つことになると思います。
      標準タイプのものならアキボウさんが補修部品として扱っているので、
      販売店経由で注文すれば購入できます。
      タイミング次第ではヤフオクやアマゾン(マケプレ)でも買えるかも。

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  2. はじめまして。いきなりの質問ですいません。シマノ製のブレーキレバーの交換を考えています。ハンドルバー径25.4mmにシマノ製の径22.2mmは付ける事は可能なんでしょうか?

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    1. ももさんこんばんは。
      一般に、フラットバー(ライザーバー)なら
      22.2mm径のブレーキレバーを取り付け可能です。
      稀にBMX用などで径が違うものもあるようですが。
      ルート標準のハンドルバーの場合、問題なく取り付けできます。

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  3. はじめまして。シマノ製のブレーキレバーの交換を考えてます。径25ミリのバーに22ミリのレバーは取り付け可能でしょうか?いきなりの質問ですいません。

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    1. 匿名さんこんばんは。
      ええと、25.4に22.2という解釈でよろしでしょうか。
      (古いフレンチ規格のことじゃないですよね?)
      ならば一般的には大丈夫です。
      ルート標準のハンドルバーの場合も、
      もちろん問題なく取り付け可能です。

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  4. こんにちは!
    DAHONを初めていじるに当たり、記事が大変参考になりました!
    ありがとうございます。m(_ _)m

    質問を1つしてもよろしいでしょうか?
    ルート用のハンドルバーのクランプ径は25.4mmとのことですが、ルートと同タイプのハンドルポスト(QR式)であれば、クランプ径26.0mmのハンドルバーもクランプ可能なのでしょうか?僅か0.6mm差なのですが…通常のボルト締めのステムでは基本止めときましょう!という記事がほとんどなのですが…

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    1. あーてぃさん、こんばんは!
      拙い内容のブログですがご活用いただければ幸いです!

      ハンドルバーの径については、やはり規格どおり合ったものを使うことをオススメします。0.6mmの違いということで一見使えそうに思えますが、実際に取り付けてみれば合わないことは明白です。とりわけダホンのようなクイック固定式の場合、固定力ではボルト止め式に劣ります。安全面から考えてもこの部分はキチンとサイズの合ったものを使うべきでしょう。フラットバーなら25.4の製品がたくさんあるので、選択に困ることもありません。

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    2. いえいえブログ記事本当に参考になりました。
      特にハブ軸太さがカタログスペックと変更になっている情報には助けられました!(…metroの補修パーツがRouteと共通化されているため)

      また質問ご回答ありがとうございます。やはりそうですか~Φ26.0mmのお気に入りのブルホーンを使いまわせないかと考えたのですが…諦めます!またよろしくお願いしますm(_ _)m

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    3. なるほどブルホーンでしたか。26.0が主流ですもんね。
      しかしダホンにブルホーンやドロハンを取り付ける場合は、クランプ部の固定力がことさら重要になってくるので、ここは涙を飲んで諦めるほかなさそうです。
      どうしても使いたいお気に入りのパーツってやっぱりありますよね。私もあります。新たな自転車に取り付けることを夢見て、そのときまで大切に保管しておくのも良いんじゃないかと思います。

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    4. ありがとうございます(*´ω`*)
      近々中古DAHONを安価で譲って貰えそうなので、色々と組み上げプランを妄想中です(*´ω`*)

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    5. どう手を加えようかとあれこれ考えているときがいちばん楽しいですよね(笑)素晴らしい自転車になることを期待しています!

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