ルート号のグリップを再交換


ルート号のグリップを交換することにしました。これまで使っていたのはこちら↓ACORのグリップです。



握った感触は悪くないのですが、クローズドエンドでエルゴ形状のせいでしょうか、少し動いてしまうことがあるんですよね。

普通ならグリップがバーにぴったりと吸い付いて、ほとんど気にならない程度のことだと思います。しかしルートの場合、ハンドルバーがザラザラとした梨地仕上げのためか、ゴムの吸い付きが弱いようで、微妙に動いてしまうのです。

滑り止めでも塗っておけば解決することではありますが、ここは新たにグリップを用意することにしました。



それがこちら↑ERGON GP1です。サイズはSを選択。グローブを付けることが前提のサイズだそうですが、標準的な手の大きさの方なら、このくらいでちょうど良いのではないかと思います。重さはペアで実測165gでした。

さっそく取り付けます。先にACORのグリップを取り外します。



動くクセに抜きにくいクローズドエンドに苦戦しつつも、なんとか取り外し完了。



新旧を並べてみました。GP1は表と裏(上面と裏面)では形状が違います。

ERGONのグリップがエルゴノミクスに基づいた形ならば、ACORのほうは「エルゴ風」というところでしょうか。悪いグリップじゃないんですが。安いし。



取り付け作業は難なく完了。眺めてみると……おぅ、いい感じ。画像ではグリップがやたらデカく見えますが、実際はそれほどでもありません。



ということで近所をひと回り。春になっても相変わらずの強風です。

前回改善したチェーンラインのおかげか、変速動作がこれまでにも増してウルトラスムーズに。これがティアグラの真のチカラなのかッ! 新しいチェーンルブも良い感触です。

でもって肝心のNEWグリップですが、これが手のひらに吸い付くような抜群のフィット感。ボルトで固定されているので回ってしまうこともありません。売り場で試した際にも「これはッ!」と感じてはいましたが、実際取り付けて走ってみるとやっぱりイイ!

手のひらを受ける部分が比較的広くとられており、裏側に回した指の収まりもバツグン。振動を和らげる適度な弾力性もあるので、中~長距離ライドでずいぶん助かりそうな感じです。 さすが、お高いだけのことはありますな。

パッケージには「こんな角度で取り付けろ」的なイラスト付きの説明があります。これに関しては好みやポジションの違いもあるので、自分で乗って走っていちばんしっくりくる角度に調整していけば良いのではないでしょうか。

このグリップで唯一、マイナス点かなと思ったのは、外側の金属の部分が案外冷たく感じることでしょう。今ごろの時期になればもう問題ないですが、秋から冬にかけては、素手ならもちろん、薄いグローブ越しでも少し冷たいかもしれません。そのぐらいですかね。20kmほど走っただけですが、かなり良い印象でした。



ところで、春の強風が吹き荒れていたこの日、目を離した隙に風にあおられ、自転車が地面にガシャン。真新しいグリップエンドにさっそくキズを付けてしまいました。さらにリアディレイラーにもキズが付いて、物理的にも気分的にも凹んだ4月の午後でした。

2 件のコメント :

  1. ハンドル周りがすっきりですね
    私の方はサイコン ライト2個 フラッシャー1個 カーナビ などなどでゴッチャリですよ

    グリップは体が触れるところですから 気に入ったものを使わないと
    私は手が小さいこともありショートグリップを使っています。

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    1. セリカTA45さん、こんばんは!
      そうですね、ハンドル周りはシンプルにしてます。
      前照灯はベルクロで固定するホルダーを使っているので、
      必要なときだけホルダーごと取り付ける感じです。
      グリップ、必要以上に長いですよねー。
      ショートとロングの中間サイズがあるといいんですけど。

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