懸案事項のひとつでありましたチェーンラインのズレ。チェーンリングの片側に集中した禿げなども発覚し、やはりこれはどうにかすべきだろうということで、ギア周りもきれいなこの機会にラインの修正を試みます。
現在ルート号に使っているのは2ピースタイプのクランク。四角軸嵌合タイプと違い、BB軸長を変えることでチェーンラインを修正するということができません。
となれば手立てはひとつ。チェーンリングをインナー側に移すという、単純かつ不格好なやり方で解決します。
すごく簡単なこの方法。気になる点といえば、チェーンリング固定ボルトの長さぐらいです。
これまで使っていたシングル用5ピンでは、チェーンリング裏面に座ぐりがないぶん短すぎて無理なようです。といってダブル用では長すぎるのでは?と危惧しましたが、ギリギリで大丈夫でした。
この移し替え作業により、チェーンラインがどう変わったかといいますと、
ギア2枚分内側に寄って、ぴったりド真ん中! 最初からこうしておけば良かった(笑)
さて、こうしてチェーンを掛けたからには、チェーンルブをささないわけにはいきません。今回使うのはこちら!
またまたエーゼットさんの製品、その名もAZチェーンルブ・クリーンです。少し前にエーゼット製品をまとめ買いした際に、一緒にポチっておいたものであります。
黄色いラベルのクリーンと、青いラベルのマルチパーパスを新たに購入。赤いラベルのロードレース用と、フィニッシュラインは以前から所持しているものです。
フィニッシュラインの赤ボトルは折りたたみ自転車用に使っていたルブなのですが、現在のボトル、残量2割ぐらいになったところで、どうやら中味が変質(乾燥?)してしまったらしく、かたまりができて、さしづらくなってしまいました。
ということで、代わりにエーゼットのロード用をさしていたのが昨年の後半です。しかし走行環境も影響したのか、汚れが目立ちました。ルート号で折りたたみと展開の作業をしていると、 衣服や手に付いたりして、やっぱり結構気になります。そこであらたにクリーンのお出ましとなりました。
このクリーンはドライタイプのチェーンルブ。フッ素系樹脂(PTFE)の添加剤入り、ワックス効果もあるということで、汚れの少なさに関しては期待大です。
さっそく1リンクずつさしていきます。粘度が低くパシャパシャしたルブで浸透は早そうです。
さしてからしばらく置いてみたところ、FLの赤と比べると、乾きが遅いようでした。ルブとしての性能は少し使ってみないとわかりませんね。
作業を終えて、あらためてルート号を眺めてみると、あら?クランク周りが案外悪くない……。むしろ前より表情が出たような?
チェーンリングをアウター側に付けることにこだわっていたのは、もっぱら見た目を重視したことによるものですが、なんという食わず嫌い。アウター位置にチェーンガードなんて要らなかったんだ! もっと早くこうしておくべきでした。ホント。
チェーンラインを出すのは面倒ですよね
返信削除あとから変更したりすると どこを変えていくか
私はスクエアタイプばかりで 新たな自転車一台のBBを交換しました。
何の作業するにもチェーンにミッシングリングを使うと楽ですね
今回の作業にあたり チェーンガードを付けるなんていかがですか?
セリカTA45さん、こんばんは!
削除そうなんですよねー。
改造後のチェーンラインは現物合わせになることが多くて少々面倒ですね。
多段ギアならそう神経質になる必要もないと思っていたのですが、
適正ラインに修正したら変速動作がよりスムーズになったので、
やはり軽視できないものだなと再認識した次第です。
ミッシングリンクも何かと便利ですね。
チェーンガードは、当初は付けるつもりでいたのですが、
チェーンリングをインナー側に移して仮組みしてみたら案外悪くなかったので、
このままでいくことにしました。
見かけ的に、なんとなくクランク周りの「のっぺり感」が薄れたようなような?
あ、チェーンガード付けた方がいいっすよ。縁石に乗り上げたときとか、チェーンがゆれたときに、フロントからチェーンがはずれっちゃいます(Routeで経験済み)。
返信削除moba zouさん、こんばんは。
削除この記事を書いた時点、11-25Tを使っていた時点では、
縁石に乗ろうが、乱暴に変速しようが、
チェーン落ちの心配はまったくありませんでしたよ。
スプロケを11-30Tに換えたことでチェーン落ちの懸念も少々出てきましたが、
今のところ、チェーンガードを付けるほどではない印象ですね。