ルートにボトルケージを取り付ける


ぽんたです。もっぱら近所ばかりをウロウロしております今日このごろ。湿度のせいか、あっというまに汗まみれです。のんびり自転車ルート号とはいえ、こんな時期にはやはり水分補給が不可欠ですね。ということでボトルケージを取り付けます。



普通なら10分もあれば終わるこの作業。記事にするようなことではないのですが、そこはルートくん。取り付けボルトを固定穴にあててみると、まったく入っていく気配がありません

少しキツイなどというレベルではなく、ひと山も入りません。どうも塗料が厚く乗っていることが原因のようです。

ルート乗りのみなさんはここはどうしてるんでしょうか? ネットで検索しても、とくに手間取ったという話も聞こえてこず、難なく取り付けているようですが……。

強引にねじ込んでみますか。いや、RDハンガーのときはそれでヒドイ目にあったぞ。う~ん……。

やはりアレしかない。ふたたびあの禍々しい工具を持ち出すしかないようです。



出ました。買って以来、二度しか使ったことがないという安物のタップ&ダイスセットです。

もう目にするだけでも嫌なこの工具。しかしRDハンガーの雌ねじ修正のときと違って、今回はねじさらいということで多少は気が楽です。



自転車のねじ部には細目(極細目)のピッチが使われていることが多いのですが、ボトルケージ取付穴はM5x0.8と一般的な並目の規格。この汎用タップ&ダイスセットにも入っています。



タップをハンドルに取り付け、切削油を垂らしたら作業開始です。やはり最初の入りは緊張します。しつこく角度を確認しながら慎重に回していきます。回しては少し戻しを繰り返しながら切り進んでいくと……



できました! ねじ山を傷めることもなく上手くいきました。苦手な作業とはいえ、ここはノートラブルでクリアです。



ボトルケージには、以前買ったままお蔵入りしていたミノウラのデュラケージを使います。ケージ付属の固定ボルトは別の自転車に回しているため、こちらはM5x0.8の汎用キャップボルト(アルミ製)で固定します。



さっそくボトルを入れてみました。

双方に水を詰めて走ってみたところ、返しと凹みの位置が合っていないせいか、少しずつ前に出てきてしまいます。(飛び出すまではいきませんでした)

ケージの角度も良くないのでしょうね。ほとんど寝た状態ですもんね。

ボトルを取り出す方向を考慮すると、両サイドからハグするタイプのケージのほうが合っているのかも? そのうち試してみようと思います。

8 件のコメント :

  1. ネジさらいがうまくいってよかったですね!

    折りたたみ自転車のケージはほぼ地面と水平になりますね。ハンドルポストに後付けの台座をセットすると今度は折りたたみに影響してきて難しいところです・・・。

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    1. RDハンガーのときも、無理やりねじ込んで悪化させる前に
      タップによるねじさらえで対応していれば
      事はもっと簡単だったはずなので、
      今回はその二の舞を避けるべく最初からタップを使ってみました。

      ケージの位置は結局、直付けならここしかないということなんでしょうね。
      ケージを付けっぱなしに出来るだけでも良しとしなければいけないのかも。

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  2. うちのRoute君は、ボルトすんなり入りましたね。

    と言いますか・・・

    振れ取り台とテンションメーターの安いのを、Amazonでポチッてしまい・・・
    禁断のホイール組に挑もうかと(笑)

    色々、参考にさせて頂きます!

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    1. あら?ボトルケージすんなり付きましたか。
      個体差でしょうかね?
      あるいはカラーによる塗装の違いかもしれませんね。

      でもってついに手組みに挑戦ですか!
      しかもテンションメーターまで!?
      いいなあ。
      もう戻れませんよ(笑)
      なんせ自由度高過ぎで何でも出来ちゃうので、
      あれやこれやとやりたくなって、
      財布の耐久力も減りっぱなしになるかも?(笑)

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  3. こんばんは、ぽんたさん

    手持ちのルートの当該箇所を確認してみたところ、2つあるネジ穴の1つには塗料が付着した状態、もう片方のネジ穴はアルミの地金が剥き出しの状態でした。

    中古購入のルートですので、前所有者がボトルケージの取り付けにチャレンジしたものの、記事にあるような理由によって断念したのかもしれません。

    ネジと言えば先日、Vブレーキの台座の六角ボルトを脱着した際、逆ネジかと心配になるくらい硬い状態でした。このような状態では、ぽんたさんがRDハンガー脱着の際に経験なさったようなトラブルが発生しないとも限りません。

    当方、色々な工業製品を修理・分解した経験がありますが、最も気を遣うのがネジの脱着です。正ネジであるのか逆ネジであるのかを事前に分解マニュアルやネット情報で調べたり、力の配分(押し7:回し3)等の基本事項は守っておりますが、それでも特にプラスネジを脱着する際は気を遣います。また、工具は何でもそうなのでしょうが、ネジ関係の工具も安物を使うと失敗する確立が高くなるように感じています。

    ぽんたさんがなさったようなネジさらいをしたほうが良いのでしょうが、ビギナーにはいささか難易度が高いです・・・。

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    1. 座敷犬さん、こんばんは!
      ねじって難しいですよねー。おっしゃる通りプラスねじは気を使いますね。自転車は、規格だけ見ても正ねじ・逆ねじ・並目・細目・極細目とごちゃ混ぜですから、その点も厄介ですね。

      安価な自転車はとくにねじ部がバカ締めされていることが多いような気がしますね。ほかの自転車ですが、私もVブレーキを外す際に、ブレーキ本体が外れずに台座のほうが先に抜けてしまったことがあります。製造・組み立て時には機械や電動工具で締めているのでしょうから、トルク管理が不可能なわけではないのでしょうが、売るほうにしてみれば、緩んで事故などに繋がって訴訟を起こされるぐらいなら、とにかくガチガチに締めておけということなのかもしれませんね。

      ねじ部のタップは確かに難しいですが、正常なねじのねじさらい程度ならなんとかなると思いますよ!ド素人の私でも成功するぐらいなので(笑)

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  4. 確かに、緩いがゆえに外れてしまうよりも整備性は後回しにしてでも固く締め上げたほうがメーカーとしては無難なのでしょうね。ただし、あまりにも強く締め上げてしまうと熱融着を起こしてしまいますから、モノには限度がありますが・・・。

    また、ダホンに関して言えば、ダホンは外国企業ですから、品質に対する考え方が日本人とは少々異なるのかもしれません。致命的な欠陥(フレーム破断など)は別として、少々の不具合はユーザーが対処するのが普通であり、ユーザー側としてもそういうのが普通という感覚なのかもしれません。DIYの盛んな国ですからね・・・。

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    1. メーカーから我々エンドユーザーに渡る前に、代理店や小売店など、中間に入っている人たちがキチンとそこらへんを見てくれると初心者にも優しいんですけどねー。まあしかし手がかかる分だけ愛着も湧きますし、こういう自転車も、それはそれで面白いんじゃないかと思います。

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