DAHON Route カスタマイズ #09 カセットスプロケットの取り付け


起死回生、ぽんたです。危うく三途の川を渡りかけたルートくんも無事生還。まったく可哀想なことをしました。スマンこってす。ここは今一度キュッと気を引き締めて完成を目指します。

カセットスプロケットの取り付け


今回はスプロケットの取り付けです。チョイスしたのはこちら。CS-HG50-9 9速カセットスプロケットです。歯数は11-12-13-15-17-19-21-23-25Tという構成。



何を隠そうこのスプロケ、ご覧のとおりの使い古し。10速ではなく9速を選んだ理由のひとつがこれです。スプロケやチェーンなど、使っていない9速用パーツがいくつか手元にあるからなのです。

もうひとつの理由は調整のしやすさ。9速はさほどシビアな調整を必要としません。小径車をあちこちいじっていくと、どこかで多少の無理が生じることもあり、調整が難しくなりがちですよね。そんなとき、いくらかでも調整幅の広い9速のほうがうまくいくのではないか、と思った次第です。

もちろん価格面の魅力もあります。10速コンポより安価ですもんね。



さっそく取り付けます。CS-HG50-9はローギアから5速までが一体になっています。フリーの凸の中にひとつだけ幅の違うのものがあるので、それに合わせてスプロケットを装着します。



残りを順番にフリーに取り付けたら、最後はロックリングです。ロックリングのねじに薄くグリスを塗りました。



ロックリングの締め付けには、ボスフリーを外すときに使用したTL-FW30が使えます。新たな工具を買わずに済むので助かりますね。(ちょっとかかりが浅いですが)



ロックリングをしっかり締めて完了です。

交換前と交換後で重さを比較してみると、
  • 標準リアホイール832g
    ボスフリースプロケット380g
    合計1,212g
  • 手組リアホイール875g
    カセットスプロケット224g
    合計1,099g(リムテープ含まず)
となりました。

フリー機構がハブとスプロケットのどちら側に付いているかという違いですが、それでも合計100g程度は軽くなったようです。まあこんなもんでしょうかね。

次回はホイールと並ぶ自転車の顔、クランクセット、そしてボトムブラケットを取り付けます!

2 件のコメント :

  1. なぜ自転車弄り歴が長くなっていくと9sコンポが余り始めるんでしょうかね笑
    僕も全く同じ経緯で9s化したミニベロを組んだ事があります笑

    でも、実際9sは非常に使いやすいギア構成でしかも安価、性能と耐久性はそこそこですのでかなり使えますよね。

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    1. そうなんですよねー。
      余ってるのはたいてい9速ですよ(笑)
      8速などは逆に希少で選択肢も限られるので、
      安価で供給も十分、性能もバッチリとなるとやはり9速ですね。
      でもロード系だとそろそろ9速も縮小かな?
      ルートくんには9速折りたたみを代表する心意気で頑張ってもらいます(笑)

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