DAHON Route(2013)を徹底チェック! タイヤ&チューブ編


ぽんたです。DAHON Route(2013)を徹底解剖! 最後はタイヤとチューブをチェックします。

重量
タイヤ 463g(1本)
チューブ 110g(1本)



タイヤはKENDA製のKWESTというものが付いています。安価な小径車ではおなじみの銘柄ですね。

表記サイズは20x1.50(ETRTO 40-406)、指定空気圧は40PSI-65PSIとなっています。このKWESTには100PSIまで入る高圧対応版も存在しますが、ルートに付いているのはノーマル版のKWESTです。

トレッド面からサイドまで十分な厚みがあり、濡れた路面も問題なしと、駄目なタイヤではないはず。なのに、ナゼかあまり良く言う人がいません。



その最大の理由は「転がらない」というところにあるようです。なんというか、ぺたーっとした走行感なんですよね。接地面積が多いんですかね。良く転がるタイヤの断面を「V」の字に例えるなら、 KWESTは「U」の字という感じです。

ただ、個人的にはそう悪いタイヤだとも思いません。耐久性はあるし、雨でも大丈夫。乗り心地も悪くないし、無茶苦茶重いわけでもない。ワイヤービードですがホイールへの付け外しも容易です。最初のタイヤとしては十分じゃないでしょうか。快適に走るポイントとしては指定空気圧を守ること。このタイヤの場合、MAX65PSIまできっちり入れたほうが走ります。

他タイヤへの交換はいつでもOK。20インチタイヤには406と451という2種類のサイズがあるので、ルートには406を選びましょう。ハイプレッシャータイヤのほうが良く転がります。

標準ホイールのリム幅が広めということもありますが、タイヤ幅は1.50から1.75ぐらいがルートには最適だと思います。2.0幅までいくとフェンダーと干渉する可能性があります。フェンダーなしなら大丈夫です。



チューブもタイヤと同じKENDA製。こちらもいたって普通のチューブです。バルブの口はママチャリ等でおなじみの英式。一般的な規格なので空気入れに困らないという利点はありますが、反面、空気圧の管理が難しいバルブです。

KWESTを使っているうちはチューブもそのままで構いませんが、ハイプレッシャータイヤに交換した際には、高圧に耐え、空気圧の維持管理も容易な仏式/米式バルブチューブへの交換をおすすめします。



ルートの標準ホイールはそのままで、タイヤとチューブだけを高圧のものに交換する場合、リムテープも高圧対応のものが必要になります。そのまま取り換えるだけでも良いのですが、ズレたりしてパンクの原因ともなりかねません。画像右側は、私が以前ほかの自転車でやっていたものです。1cmほどの厚みを持つ硬いウレタンスポンジをぐるっと敷いて、その上からさらにリムテープを巻くと安心です。(ただし少々の重量増になります)

ということで詳細チェックシリーズも最後、タイヤ&チューブ編でした。

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